ドイツ日和
ウガンダに滞在してから、「ドイツに留学していてよかった」と感じる一面があります。それはドイツ語で話せる友だちと一緒にいる時です。
フレデリック(65歳)。僕が友だちと呼ぶ関係では現在のところ最高齢です。フレデリックはオランダ人なのですが、オランダはドイツとイギリスの中間に位置していることから小学校から英語とドイツ語の外国語教育に力を入れ、オランダ語(そもそも英語とドイツ語に似てる)が母語でありながら英語とドイツ語を話せる人が多い国です。
僕とフレデリックが出会ったのはウガンダに来て早々でした。黒人社会のウガンダで容姿が黒人でないことはかなり目立ちます。そのため道端で会うたびに会釈する関係でした。
僕が会社に徒歩で向かう時の時間帯がフレデリックにとっては日課の散歩の時間だったようで2日に1度はすれ違っていました。ある時から握手するようになり、軽く会話をしてみたところドイツ語という共通点を見つけ今に至ります。
フレデリックは若かりし時、様々な国に出張に行っていたようで日本の場合は神戸に行ったことがあるそう。今はウガンダで30歳年下の奥さんをゲットしウガンダでの定住を決意。1人で行きつけのバーに行き、店員の若い女性を口説くのが生きがいのようです。
そんなフレデリックですが根はかなり真面目で、でも自由な生き方にすごく憧れます。将来僕もフレデリックのようにパワフルでいたいなー。