日々のことを、つらつらと。

1994年生まれ。福島県いわき市出身、現国立大学4年生、ハンドボール部 2015年9月〜2016年8月:ドイツの大学へ交換留学、2016年8月〜2016年10月:ドイツのNPO法人にてインターンシップ。2016年11月〜2017年1月:ウガンダのベンチャー企業にでインターンシップ。2017年1月〜アフリカ横断旅行中

ムスリム

今回のブログは宗教が関わってくるので、宗教に関わる方は読むことをあまりおすすめしません。

 

 


ウガンダの首都カンパラにはとても有名な観光地としてオールドカンパラモスク(通称カダフィーモスク)というものがあります。あのカダフィー大佐が建てたモスクです。先日モスクの近くに行ったので、ついでにちょっと寄ってみたときの話です。

 

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 リトリップから引用

https://retrip.jp/articles/13913/

 

モスクは高台にあり、またその日かなり気温が高かったこともありモスクにたどり着くまでにかなり疲れていました。やっとのことでモスクにたどり着き、モスクの写真を撮ろうとした時にある青年が話をかけてきました。

 

 

青年「ちょっとこっちに来てください。」
僕「あ、はい。」
(ツアーリストインフォメーションに連れて行かれる)
青年「観光客の方ですよね?15000シリング(日本円で500円くらい)払ってください。」


⚠︎今までのブログを読んでくださった方ならわかると思いますが、ウガンダにしてはかなり高額。(良さげなレストランで求められるくらいの価格)


僕「参拝料ってムスリムならかからないんですか?」
青年「そうです。でもあなたは観光客なので払わなければなりません。」
僕「(地味に高いし、参拝料払えるほど手持ち持ってないわ)僕、今のところ無神教なのですがムスリムになろうかと考えてるんです(嘘)そして僕はカンパラの市内に引っ越して来たので観光客ではありません。」
青年「わかりました。それならまずアッラーへの誓いの言葉を述べてください。edhddg hhssg jursー」
僕「edhddg hhssg jursー(適当)」
青年「それではお祈りの方法を教えます。参拝料は今回大丈夫ですが、モスクのガイド代として30000シリング(日本円で1000円くらい)払ってください。」
僕「(え???さっきより高くなってる、、、)さっきからやたらお金を要求してますけどアッラーはそんなにお金を必要としてるのですか?」

 

ここで(自称)モスクで一番偉いムスリムのおじいちゃんが現れる。

 

おじいちゃん「お前は観光客か?」
青年「今日からムスリム教徒になる人です。」
僕「(うなずく)」
おじいちゃん「お前は黒人じゃないから、まずここに住んでる人ではないな。そしてアジア顔だから仏教かキリスト教だな。モスクから出て行きなさい。」
僕「!?」
おじいちゃん「はやく帰りなさい。」

(半強制的に外に追いやられる)

 

 

今回僕は参拝料をケチって適当なことを言いました。確かに真面目なイスラム教徒がこの話を聞けばかなり腹立たしく感じると思います。

 

しかしその時僕は心に決めたのです。

 

「豚肉食ってやる。」

 

 

そして今日買ったのがこちら。

 

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豚の首の肉、5000シリング(日本円で140円くらい)。悪意を込めてこれを選んだ訳ではなく、ショーケース上で一番おいしそうだったのを選んだら偶然部位が首でした。味としてはかなりおいしかったです。

 

ウガンダはキリスト教徒が過半数以上いるのでキリスト教の国と言えますが、簡単に分けると北側のアフリカはイスラム教、南側のアフリカはキリスト教のようです。

 

ちなみに僕の会社のスタッフ(キリスト教徒)にモスク観光を提案したところ却下されました。